現在設計中のJICA/JST連携事業カメルーン森林/サバンナ持続性プロジェクト(FOSAS PROJECT)のための3つめの調査拠点。設計後には施工マニュアルまで作る予定。これまで設計した2つの調査拠点の機能と建設システムを踏襲しながら、大幅な合理化、コストダウンが加えられた「普及版」である。これを地元住民グループにより建設する。彼らはここでの経験をもとに新しい建設技術(圧縮土ブロック建築)普及のための建設集団として起業化していくことが期待されている。このBOP事業(Base of Pyramid:社会的底辺層の経済的自立への支援)の最終的ゴールは、「もうかる会社にまで育て上げ、その会社ごと寄付する」ことであろう。さて制約の多い援助事業の中で、どこまで行くことができるか?!
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