組織ミッション
現地適正技術を用いた参加型建設手法による開発途上国の貧困問題解決への寄与
戦略
・住民参加型の意思決定プロセス/自立発展のためのキャパシティ・ビルディング
・住民参加型の実施体制の構築(自力建設、運営管理、メンテナンス)
・現地で調達可能な材料(土ブロック、版築、土のう等)、機材、適正技術を活用したローコストで持続可能な建設技術の採用
事業内容
・開発途上国農村部における住民参加型開発プロジェクトの調査・実施
・開発途上国都市部における住民参加型コミュニティ開発、スラム改善プロジェクトの調査・実施
・被災国、ポスト・コンフリクト国に対する居住環境復興支援プロジェクトの調査および実施
・農村開発、コミュニティ開発、復興支援に有効な手法(マネージメント/建設技術)の研究開発
・ローコスト・ハウジング(土ブロック造、版築造、土のう基礎等)の技術開発
・国内外からの技術研修員の受け入れ、ワークショップの開催
・国際協力にかかるシンポジウム、展覧会、イベント等の開催
事務所
人間居住機構一級建築士事務所
〒190-0202 東京都檜原村藤原4814-2 旧藤倉小学校
tel) 050-3666-4648
Mobile) 080-1793-9819
人間居住機構の他にもう一つ、国内で私が関わらせて頂いているNGO「さとやま学校・東京」が東京都多摩地区にまもなく開校する予定です。そのプレ・イベントとして2016年11月26日、檜原村の旧藤倉小学校にて「地域主義の建築を目指して」というタイトルでスライド・レクチャー会を開催します。世界の民家など伝統建築と社会のあり方の概観をとおして、これからの環境共生型の建築のあり方について考えます。
今年も恒例の土のフェスティバルが5月27日〜30日リヨン近郊のvillefontaineで開催されます。
•ブログを更新しました。(2014.09.26)
•2014年4月8日
Technical note,PublishingおよびBlogを更新しました.昨晩にカメルーンの首都ヤウンデに到着.これから3ヶ月の活動に入ります.
「バイオ-ハイテック,デジタルシティーと都市農業」。何とも刺激的なタイトルの国際ワークショップが7月15日から9月1日まで(夏のバカンスシーズン)、パリの科学技術展示場で開催されます。希望者は下記アドレスに5月15日までに事前登録が必要なようです。
atelierbionumerique@gmail.com
詳しい情報はこのURL
http://www.cite-sciences.fr/habiter-demain/workshops
2013年5月29日〜6月2日の期間で、土建築研究所クラテール主催の土のフェスティバルがフランス・グルノーブルで開催されます。今年も建築家・丸山欣也氏のグループが参加する予定です。私は残念ながら今年は参加することができません。来年こそは展示+レクチャーで参加しようと思います。詳しくは下記を参照願います。http://www.craterre.org/actualites:architectures-de-terre-festival-grains-d-isere-2013/
4月13〜15日に開催される「大江戸左官祭り」に参加します。最終日15日(日曜日)の座談会で、カリスマ左官の久住有生さんと世界の土の建築の多様性やこれからの土の建築について語り合います。http://ooedosakan.iseeall.co.jp/
2012.04.11
インテリア雑誌「コンフォルト」25号(4月号)にてフランスの土建築研究所クラテールについての記事を書きました。クラテールの今日的役割、科学的アプローチ、多様な活動についての情報満載です。是非手に取ってみてください。2012.03.15
●フランス・グルノーブルの土建築研究所クラテールで今年も土のフェスティバル、「グランズ・アトリエ」が開催されます。2012.03.01
●カメルーン首都ヤウンデから西に60kmほどの村ンゴクサにてNGO「道普請人」による道直し事業に参加してきました。雨が降ると農産物運搬がブロックされてしまう赤土の道を、住民自らが土のうによって修復できるよう指導しました。2011.08.30
●JST-JICAプロジェクトのためカメルーン入りしました。これから1ヶ月半で2つの調査拠点建設のための現地調査および基本設計に入ります。2011.08.15
●建築家•丸山欣也氏のフランスでのワークショップ報告会に講師として参加しました。当日は学生、建築家、造園家、メディア関係者の方々、約50名程にお集り頂きました。まだまだ日本では土の建築文化への関心は決して高いとは言えない中、それでも関心をもつ方々に直接お会いできたことで、おおいに勇気づけられました。講師陣は丸山欣也氏(建築家)、多田君枝氏(雑誌コンフォルト編集長)、樋口彩土氏(造園家)、美濃輪朋史氏(造園家)、ヒグチジュンコ氏(建築家)、鈴木晋作氏(セルフビルダー•アーキテクト)、そして私(建築家)。2011.07.29
●岐阜県高山の重要文化財「吉島家住宅」を見学しました。1788年建造、但し現在のものは明治38年の火災後の再建。見所は玄関土間の大吹抜け空間、および丹念に磨き込まれた木肌です。それとは別に、土間の三和土(たたき)の仕上がりも素晴らしいものです。当日は家主の吉島忠男さん、修復工芸家の方とお会いすることもできました。聞くと、あの建築界の大御所•磯崎新氏もときどきここを訪れるそう。また、家主の吉島さんは以前、丹下健三建 築都市設計事務所に勤務されていた由。私たちのアフリカでのプロジェクトにも関心をお寄せ頂きました。いずれまとまった時点でのご報告を約束してお分か れ。2011.07.26
●7月の一時帰国中、お二人の日本の左官の名工とお会いする機会を持てました。日本左官業組合(旧日左連)全国左官技能競技会で日本一となった三重県四日市の松木憲司さんと、今やコマーシャル等でも有名な飛騨高山の名工•挾土秀平さんです。松木さんには日本古来の床仕上げ「三和土(たたき)」、および「長七たたき」と呼ばれる明治の名土木技術者•服部長七オリジナルのたたき工法について教えを受けました。挾土秀平さんには「版築」工法、および「三和土」についての指導をうけることができました。お二方ともざっくばらん、寛容な方々で、豊かな経験から抽出された技術の神髄を惜しげもなく教えてくださいました。お二方には深く深く感謝しますとともに、授けられた技術を今後のプロジェクトにしっかりと応用していきたいと思っています。また、いつの日か国際協力の場で一緒に仕事ができれば素晴らしいと夢見ています。2011.07.26
●フランス、リヨン近郊にて2011年6月初旬の2週間にわたって、土の建築フェスティバルが開催されました。グルノーブルの土の建築研究所クラテルが 主催しており、日本からは毎年建築家の丸山欣也氏が参加し、子供たちの隠れ家のようなアースワークを現地の学生たちと一緒に作っています。今回丸山氏と行動 を共にされていたのがフランス人左官芸術家(日本にはない職種、左官とアーティストの中間的存在)のSylvieさん、フランス人カメラマン、雑誌「コンフォルト」編集長の多田君枝さん、設計+大工+左官他を一人でこなすセルフビルダー•アーキテクト鈴木晋作さん。2週間ほど私も仲間に入れていただき、土の建築のついて多くの情報を共有することができました。2011.06
●国際協力機構JICA/科学技術庁JST/京都大学の連携によるカメルーンでの森林保全/住民生活改善プロジェクトに参加する運びとなりました。当NGO(準備中)の役割としては非木材森林資源(土、石等)を活用した農業施設、住居などの設計、住民参加型建設のマネージメント、といった内容となる見通しです。2011.01.16
●安田が渡仏します。フランス・グルノーブル国立建築大学・土構造物研究所
クラテル CRAterre-ENSAG にて土の建築の研究を進めます。2010.11.07
●NGO設立の準備を進めています。国際協力の分野で貧困削減に取り組むための基盤づくりとなります。2010.10.04
●当NGOと密接な関係にあるNGO「道普請人」が現在進めている道直しの現場視察のためにパプア・ニューギニアに行ってきました。当地では厳しい環境の中、京都大学•木村亮教授(理事長)および福林氏(事務局長)の奮闘を目の当たりにしました。今後は同NGOとアフリカでのコラボレーションの途を探ることになりそうです。2010.07.09